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歴史を教えていると… [受験勉強中学入試]

今日はもうすぐ家をでます。
そして明日の日曜日も仕事があります…
あと二週間くらいはこんな感じを
忙しいです。
普段すべきことが蔑ろにならないように気をつけたいです。

先日
小学五年生の社会の授業で公民の最後の部分に出てくる
国際問題と、歴史の最後の時事問題の授業をしていました。
こういう授業をしていると
自分は改めて年をとったなあと思います(笑)
私が生きた約40年近く
日本でも世界でも様々なことが起きて
それを小学生が歴史として学ぶんです。
生徒にとっては歴史かも知れませんが
私にとっては現在の連続したつながりです。
教えていて
なんとも不思議な気分になります。

歴史を想像するのは本当楽しいです。
あの事件はどうだったのか
あの時こうしていれば
歴史はどうなったかとか

ただ教えていて思うことは
実際に何が起きたのかは本当にわからない
ということです。
現代に起きたことさえ
正確にわからないことだらけです。
正確な動機などわからないことが多く
多少強引に因果関係で結ぶのが歴史学です。
たとえばオウム事件
あれは何故起きたのでしょうか?
歴史の教科書的に書くとバブルが崩壊して
物質文化に嫌気がさした若者たちの間で
新興宗教が流行り……
等々それらしく語られるわけですが
何故あのような事件いたることになったのか
何故彼らが国家テロまで起こしたのか
よくわからない部分の方が多いです。

現代に起きたことでさえ、このくらいのことしか
わかりません。
文献をもとに想像した歴史学というのは
全くあてになりません。全て本当のことを書いているわけでは
ないかもしれませんし、立場によって主観が入り
やっぱり自分たちの身うちの悪口は書き残しません。
そういう偏見に満ちた媒体で
歴史というのは構成されているので
何が本当なのか全くわかりません。
でも、逆にそれが歴史の魅力であると私は思います。

授業でも
本当の歴史はよくわからないという話はしています。

ただ一つだけ確かなことは
その歴史の結果として今の私がここにいて
それでブログを書いているということです。
様々な戦乱、災害、そういうものを乗り越えて
現代の日本人がこうしてあるわけです。
昨年の大震災では大変なことになりましたが
この困難も歴史と同様きっと乗り越えられると
私は信じています。
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